huuchiの音楽論文案内

音楽関連の論文案内ツイートを記事にまとめています。過去ツイも順次追加中。

2022-11-13から1日間の記事一覧

Elite Vocal Performersを対象とした音声障害の診療に対する意識調査―アンケート調査報告―

『Elite Vocal Performersを対象とした音声障害の診療に対する意識調査―アンケート調査報告―』 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp/58/1/58_34/_pdf/-char/ja “Elite Vocal Performers(EVP)は職業歌手や舞台俳優など自身の声を芸術的に用いパフォー…

ヒト声帯の挿入部に対する加齢の影響

『ヒト声帯の挿入部に対する加齢の影響』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 男性22人/女性15人の喉頭の加齢による変化を調査。交連領域の高度な骨化/声帯腱でのグリコサミノグリカンの減少/弾性組織の変化は、声帯の挿入部位を硬化させる。これは加齢による声の変化…

肥満集団における音響的、知覚的および空気力学的音声評価

『肥満集団における音響的、知覚的および空気力学的音声評価』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 肥満/正常体重それぞれ20人の音声評価を比較。肥満群はGRBAS尺度での判定では発声の質が低く、最長発声持続時間が正常群より大幅に短かった。音響分析とVocal Handicap…

発声障害の有る/無い女性歌手の腹筋機能に違いがあるか?-観察研究

『発声障害の有る/無い女性歌手の腹筋機能に違いがあるか?-観察研究』https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34020853/ 健康な歌手は腹式呼吸、発声障害の歌手は胸式呼吸だった。発声障害の歌手は腹横筋が薄く、歌唱中の厚みの変化が大。また、特に腰椎・頚椎・…

ヒト声帯黄斑の機能―ヒトはなぜ一生発声できるのか―

『ヒト声帯黄斑の機能―ヒトはなぜ一生発声できるのか―』 www.jstage.jst.go.jp “ヒト声帯の粘膜固有層浅層(ラインケ腔)には,振動を妨げる腺組織はなく 9,10),分布する血管は主に毛細血管であり11),線維芽細胞などの間質細胞は疎であり,声帯振動に有利な…

ホルン奏者のリップトリル中の舌の動き:RT-MRIでの観察

『ホルン奏者のリップトリル中の舌の動き:RT-MRIでの観察』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 高速トリルで顎のみの戦略を取った1人も、低速トリルでは舌を使っていた。また、その他の全ての奏者(高速トリルで舌のみ/舌と顎の併用)は、低速トリルで舌を使った。従…