huuchiの音楽論文案内

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高いソプラノ声域での声門の挙動とホイッスルレジスターへの移行

 

『高いソプラノ声域での声門の挙動とホイッスルレジスターへの移行』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

ソプラノ12人の高音域での低音→高音のグリッサンドを観察。M2頭声→M3ホイッスルボイスへの移行はD#5-D6で徐々に発生。任意のオーバーラップ(M2/M3どちらでも歌える)範囲は最大で約1oct(C5-C6)。


コロラトゥーラなど軽いソプラノはD5からM3を使用する歌手のカテゴリ、ドラマティコなど重めのソプラノはある程度の高さまでM2を使用する歌手のカテゴリと分類できる可能性が示された。こうしたカテゴリにより、それぞれのソプラノの高音部の適切なトレーニング法が僅かに異なる可能性がある。


ソプラノは、歌手の声の専門知識に関係なく、ホイッスルレジスターとして通常報告されているものより1オクターブ低いC5-D5からM3を開始できた。従って、M3はごく少数の歌手のみが行える音声生成と見なすべきではない。


参加者内訳:アマチュア4人、上級学生歌手4人、プロ4人。

 

 

元ツイート:

 

 

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