『高いソプラノ声域での声門の挙動とホイッスルレジスターへの移行』
ソプラノ12人の高音域での低音→高音のグリッサンドを観察。M2頭声→M3ホイッスルボイスへの移行はD#5-D6で徐々に発生。任意のオーバーラップ(M2/M3どちらでも歌える)範囲は最大で約1oct(C5-C6)。
コロラトゥーラなど軽いソプラノはD5からM3を使用する歌手のカテゴリ、ドラマティコなど重めのソプラノはある程度の高さまでM2を使用する歌手のカテゴリと分類できる可能性が示された。こうしたカテゴリにより、それぞれのソプラノの高音部の適切なトレーニング法が僅かに異なる可能性がある。
ソプラノは、歌手の声の専門知識に関係なく、ホイッスルレジスターとして通常報告されているものより1オクターブ低いC5-D5からM3を開始できた。従って、M3はごく少数の歌手のみが行える音声生成と見なすべきではない。
参加者内訳:アマチュア4人、上級学生歌手4人、プロ4人。
元ツイート:
高いソプラノ声域での声門の挙動とホイッスルレジスターへの移行 https://t.co/uoO2ixHpo2
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2021年9月2日
ソプラノ12人の高音域での低音→高音のグリッサンドを観察。M2頭声→M3ホイッスルボイスへの移行はD#5-D6で徐々に発生。任意のオーバーラップ(M2/M3どちらでも歌える)範囲は最大で約1oct(C5-C6)。 pic.twitter.com/UpB2eQGX26
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