『青年期における加齢に伴う声の変化に影響されない声の個性の識別』
発声器官の成長により声が変化する青年期(10代前半〜20代前半)であっても変化することのない声の個性を調査。結果、1~2kHzと4~6kHzの周波数域に強固な声の個性が存在することが確認された。
調査は、青年期の声優(10年間連続して映画に出演している)の日本語音声データを発声器官の発達段階に応じて不安定期と安定期に分け、それぞれの声を分析することで行った。
尚、先行研究では、発声器官の形状に由来する話者識別情報は、3つの周波数帯域(①100-300Hzは声帯の長さと硬さ(stiffness)、②4.0-4.4kHzは梨状窩の形状、③6.5-7.8kHzは子音に関連)に集中することが報告されている。
また別の研究では、約2.5kHz以上の周波数帯域に母音の個性が見られ、これは喉頭管と梨状窩を含む下咽頭の形状に関連していることが報告されている。
元ツイート:
青年期における加齢に伴う声の変化に影響されない声の個性の識別 https://t.co/D8Su1JqO2A
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2022年11月9日
発声器官の成長により声が変化する青年期(10代前半〜20代前半)であっても変化することのない声の個性を調査。結果、1~2kHzと4~6kHzの周波数域に強固な声の個性が存在することが確認された。 pic.twitter.com/ZhBe8VrLtm
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