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放射線療法のリスクのある器官としての機能的嚥下ユニット(FSU)についてPART1:生理学と解剖学

 

放射線療法のリスクのある器官としての機能的嚥下ユニット(FSU)についてPART1:生理学と解剖学』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

放射線治療時にリスクのある嚥下器官SWOARである咽頭収縮筋と喉頭以外の、嚥下の重要な要素(舌骨喉頭挙上HLE/舌根後退TBR/舌運動)に関与する機能的嚥下ユニットFSUを定義した。


機能的嚥下ユニットFSU(口腔底、甲状舌骨筋、顎二腹筋後腹/茎突舌骨筋複合体、咽頭挙筋群、舌骨舌筋/茎突舌筋複合体、オトガイ舌筋、内舌筋)は、互いに近接し機能を共有する嚥下筋の機能単位。

舌骨喉頭挙上=HLE=hyolaryngeal elevation
舌根後退=TBR=tongue base retraction


〈舌骨喉頭挙上HLEの2スリング理論及びFSUの概念〉

前部スリング(図のピンク)に含まれるFSUはFOMとPDSの二つ。
FOM 口腔底:1.オトガイ舌骨筋 2.顎二腹筋前腹 3.顎舌骨筋
PDS 顎二腹筋後腹/茎突舌骨筋複合体:4.茎突舌骨筋 5.顎二腹筋後腹

後部スリング(図のグリーン)に含まれるFSUはLPM。
LPM 咽頭挙筋群:6. 口蓋咽頭筋 7.耳管咽頭筋 8.茎突咽頭

甲状舌骨筋(図のパープル)はこれら前後のスリングをサポートしている。

 


元ツイート:

 

 

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