『健康な歌唱教師における異常な喉頭所見の有病率』
プロ歌唱教師72人を喉頭ストロボスコピー調査。86.1%に喉頭病変が認められ、その多くは複数の異常があった。咽喉頭逆流症は72%、喉頭後部粘膜肥大は64%で観察された。その他、静脈瘤や声門閉鎖不全、構造異常なども確認された。
この研究での「異常」の定義:構造的病理(腫瘤、嚢胞、血管拡張に伴う病変)が一つ以上あること、または逆流所見スコアRFS≥7。
喉頭の異常は無症状の患者にもよく見られる。*そのまま無症状で推移する場合もあれば、症状に発展する場合もある。
調査対象は、全米歌唱教師協会の大会に参加中した、声に対する自覚的な問題は無い歌唱教師72人(女性60人/男性12人)。
全米歌唱教師協会NATS(National Association of Teachers of Singing):1944年設立、北米を中心に世界35ヵ国以上に7000人以上の会員を持つ歌唱教師(公教育/私教育問わず)の団体。
元ツイート:
健康な歌唱教師における異常な喉頭所見の有病率 https://t.co/9QLXKo35bw
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2021年9月7日
プロ歌唱教師72人を喉頭ストロボスコピー調査。86.1%に喉頭病変が認められ、その多くは複数の異常があった。咽喉頭逆流症は72%、喉頭後部粘膜肥大は64%で観察された。その他、静脈瘤や声門閉鎖不全、構造異常なども確認された。 pic.twitter.com/p29rM33pqS
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