『新生児の泣き声の旋律は母国語によって形作られる』
フランスとドイツの生後3〜5日の新生児30人ずつの泣き声を分析。仏の新生児は上行する旋律/独の新生児は下行する旋律で泣いており、母国語の特徴と一致。新生児は出生前に知覚したものと同様の旋律を発声する傾向があった。
声の強さの変化も、母国語と同じパターンをより頻繁に形成していた。
これらの結果は、新生児が母国語のイントネーションを記憶/再現できたことを示している。
参加者:家庭内で単一の言語(フランス語またはドイツ語)を話す家庭の、正期産の聴力が正常な、生後3〜5日の新生児60人。フランスの新生児は女性11人男性19人、ドイツの新生児は女性15人男性15人。
日本語の紹介記事:
赤ちゃんの産声は母国語によって音調が異なる、研究報告
https://afpbb.com/articles/-/2660844
※記事冒頭の、この研究が赤ちゃんが最初に上げる産声を扱ったものだとする記述は誤り(記事タイトルも不適切)。記事中にもある通り、この研究の分析対象は生後3〜5日の新生児の声。
元ツイート:
新生児の泣き声の旋律は母国語によって形作られる https://t.co/IfhogZ2345
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年3月27日
フランスとドイツの生後3〜5日の新生児30人ずつの泣き声を分析。仏の新生児は上行する旋律/独の新生児は下行する旋律で泣いており、母国語の特徴と一致。新生児は出生前に知覚したものと同様の旋律を発声する傾向があった。 pic.twitter.com/97t0UxpSFn
この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。