huuchiの音楽論文案内

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ボイストレーニング後に生成される声の質の音響的および空気力学的比較

 

ボイストレーニング後に生成される声の質の音響的および空気力学的比較』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

Estill Voice Trainingの訓練を受けた女性24人の、EVT内で定義された4つの声帯の状態(Slack 緩い,Thick 厚い,Thin 薄い,Stiff 硬い)と、その声を分析調査。


それぞれの特徴:Slack(緩い)はfoが低くSPLが低く声帯振動が不安定、Thick(厚い)は声門下圧が高くSPLが高く声帯振動の安定性が高く、Thin(薄い)はThickより声門下圧が低く、Stiff(硬い)は呼気流が強かった。


EVTの専門家4人のうち3人が特定の声帯の状態による生成物だと知覚的に判断した声の空力的及び音響的測定値は、4タイプの判別が可能だった。
7つの測定値が88.1%の精度で4タイプを判別したが、88.7%の精度でThick,Stiff,Thinを判別するために必要だった測定値は、声門下圧,呼気流,ジッターだけだった。


参加者:言語病理学が専門の大学院生の女性24人
参加者は4つの声帯の状態を認識して生成するトレーニングを3〜5ヵ月受けた。トレーニング後は全員が4タイプの声を出すことができた。
参加者の声の判別を行ったのは、EVTのトレーナーとして最高レベルの認定を受けた6人のうちの4人。

 


元ツイート:

 

 

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