『ピッチ変化におけるストラップ筋と輪状甲状筋の筋電図活動』
上昇/下降グリッサンド歌唱中のCTとTH,ST,SHのEGMを全声域で記録。周波数制御の主力はCTであり、ストラップ筋の3筋は直接ピッチを作るのではなく、周波数の変化(グリッサンド/トリル/ビブラート等)に関連していた。
低音域ではCTは非アクティブでストラップ筋はアクティブ。中音域ではストラップ筋は活動低下しCTがアクティブ。高音域ではストラップ筋がアクティブ。
phasicタイプであるストラップ筋の活動は、tonicタイプである輪状甲状筋の活動とは対照的である。
研究参加者は訓練を受けていない男女各1人。
phasic(相動性)タイプの筋=瞬発力に優れる=速筋
tonic(緊張性)タイプの筋=持続力に優れる=遅筋
ストラップ筋 strap muscles = 舌骨下筋(甲状舌骨筋TH/胸骨甲状筋ST/胸骨舌骨筋SH/肩甲舌骨筋OH)。筋の形状がストラップ(元は革の平たい紐を指す言葉)のように細長いことから、この名前が付けられている。
※この研究では肩甲舌骨筋OHは含まれていない。
元ツイート:
ピッチ変化におけるストラップ筋と輪状甲状筋の筋電図活動 https://t.co/l7GqGnOBqT
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2022年3月24日
上昇/下降グリッサンド歌唱中のCTとTH,ST,SHのEGMを全声域で記録。周波数制御の主力はCTであり、ストラップ筋の3筋は直接ピッチを作るのではなく、周波数の変化(グリッサンド/トリル/ビブラート等)に関連していた。
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