huuchiの音楽論文案内

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性ホルモンと女性の声

 

『性ホルモンと女性の声』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

レビュー論文。月経前音声症候群は、音声疲労,声域の狭小化,声の強さの低下,特定の倍音の喪失を特徴としている。この症候群は女性の約33%で起こり、月経の約4〜5日前に始まる。歌の専門家はこの症候群に特に影響を受ける。


内視鏡による調査では、声帯の後部3分の1のうっ血,微小静脈瘤,浮腫,振動振幅の損失が観察される。


更年期の女性100人を対象とした研究では、17人が更年期音声症候群を患っていた。更年期音声症候群は、声の強さの低下,音声疲労,高音の喪失を伴う声域の狭小化,声の質の低下を特徴としている。97人に声帯筋の萎縮,粘膜の厚みの減少,輪状披裂関節の可動性低下の兆候が見られた。


premenstrual vocal syndrome=月経前音声症候群(正式な訳語不明)
menopausal vocal syndrome=更年期音声症候群(正式な訳語不明)

 

元ツイート:

 

 

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