huuchiの音楽論文案内

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1時間の演奏後のゴスペルシンガーの声への即時の影響に関する自己認識

『1時間の演奏後のゴスペルシンガーの声への即時の影響に関する自己認識』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

声への不満の有無が、ゴスペルシンガーがパフォーマンスを1時間行った後の声に与える影響を歌手43人で調査。声の不満アリ群(11人)はEASEで嗄声を報告し、VHI-10,VFIで高スコアだった。


マチュアゴスペル歌手では、歌唱の難しさと疲労による声のハンディキャップの間に正の相関があり、この相関は声の不満ナシ群より不満アリ群で強かった。


声に不満のある歌手は、音声疲労,声のディスアドバンテージ,歌唱の困難さを示す割合が高かった。不満のない歌手でも、音声疲労により歌唱力が低下している可能性があった。
マチュアゴスペル歌手における歌唱力のバラツキと声のハンディキャップは、音声疲労に直接関係している可能性がある。


参加者:ブラジルの福音主義教会で働く18〜55歳のゴスペルのソロ歌手


EASE=Evaluation of the Ability to Sing Easily:音声疲労に関連した歌いやすさの尺度
VHI-10=Voice Handicap Index 10:音声障害の尺度でありVHIの短縮版
VFI=Vocal Fatigue Index:音声疲労の尺度

 


元ツイート:

 

 

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