管楽器奏者の「鼻抜け」、鼻咽腔閉鎖機能不全についての論文の紹介③
「吹奏楽器演奏時の口蓋帆咽頭閉鎖不全:有病率,治療,及び管理方法」
SVPI(管楽器演奏時の鼻咽腔閉鎖不全)について、学生の金管/木管楽器奏者297人と形成外科医/耳鼻咽喉科医998人にアンケート調査。学生奏者の34%がSVPI症状を報告、多くは30分演奏した後に症状が出たと述べた。
回答した医師の45%がSVPIを知っていたが、治療経験があったのは27%のみ。最も頻回に行われた介入は、言語療法士への紹介(47.50%)、括約筋咽頭形成術(30.00%)、咽頭フラップ術(26.88%)、口蓋裂チーム医療への紹介(24.38%)、経過観察(18.75%)、上咽頭脂肪注入(12.50%)、軟口蓋挙上装置(10.00%)だった。
SVPIは管楽器奏者のキャリアを終わらせる或いは妨げる恐れのある問題であり、患者が十分に治療されていない可能性がある。
元ツイート:
吹奏楽器演奏時の口蓋帆咽頭閉鎖不全:有病率,治療,及び管理方法 https://t.co/OrWSV3UEX5
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2022年9月3日
SVPI(管楽器演奏時の鼻咽腔閉鎖不全)について、学生の金管/木管楽器奏者297人と形成外科医/耳鼻咽喉科医998人にアンケート調査。学生奏者の34%がSVPI症状を報告、多くは30分演奏した後に症状が出たと述べた。 pic.twitter.com/nWoOEWK0SS
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