『甲状軟骨形成術II型成功のための前交連周囲の臨床組織解剖』
“甲状軟骨形成術II型は,甲状軟骨を正中で切開・離断し両外側へ開大することによって前交連を開大し,声帯を外方へ移動させることによって過度の声門閉鎖による音声障害を改善させる手術法”
“声帯のレベルでは,線維性結合組織の幅は約3mmと幅が広く,厚い構造であり,いわゆる前交連腱(anterior commissure tendon)を形成”“同部に内軟骨膜は存在しなかった.前黄斑が前交連腱を介して甲状軟骨に付着していていた.線維性結合組織の外側は,甲状軟骨の内軟骨膜に移行していた”
“声帯下面に行くに従って,線維性結合組織の幅と厚さは小さくなっていた.声帯遊離縁直下のレベルでは,弾性円錐(conus elasticus)が線維性結合組織を介して甲状軟骨に付着しており,同部に内軟骨膜は存在しなかった”
“左右の声帯粘膜の前方は前交連腱を介して甲状軟骨に付着することで声帯の緊張を保っている.したがって左右の声帯粘膜の前部(前黄斑)が前交連腱を介して甲状軟骨に付着した状態で甲状軟骨を開大することが大切である”
元ツイート:
甲状軟骨形成術II型成功のための前交連周囲の臨床組織解剖 https://t.co/plNMG8Va7Y
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2022年12月7日
“甲状軟骨形成術II型は,甲状軟骨を正中で切開・離断し両外側へ開大することによって前交連を開大し,声帯を外方へ移動させることによって過度の声門閉鎖による音声障害を改善させる手術法” pic.twitter.com/V2oxl8H7dI
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