『変声障害の持続性裏声発声に対する下顎下制法の有効性 』
低下顎位置法によって治療を行なった、持続性裏声発声の変声障害患者20人を分析。19人がセッションを完了した。そのうち17人が低音への声域の移行が成功し、自己認識の声のクオリティが大幅に向上した。
低下顎位置法は舌骨上筋を弛緩させ、喉頭を後方へ押すため、この障害の治療法として使用できる。この方法は元々プロの歌手によって、喉頭をリラックスさせ共鳴腔を拡大するために使われる。
※LMM(low mandible maneuver)をとりあえず低下顎位置法と訳しましたが、正式な訳語は不明です。
※蛇足ですが、mandible=下顎なので、意味の切れ目は「低下・顎・位置法」ではなくて「低・下顎・位置法」です。
※low mandible maneuverの訳語について、低下顎位置法は適当ではなく、低下顎法・下顎引き下げ法(下顎下制法)などが相応しいと考えられるため、ここに訂正します。
*論文タイトルの訳も、これに伴い訂正しました。
元ツイート:
変声障害の持続性裏声発声に対する低下顎位置法の有効性 https://t.co/UZwLW06MkK
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2022年7月18日
低下顎位置法によって治療を行なった、持続性裏声発声の変声障害患者20人を分析。19人がセッションを完了した。そのうち17人が低音への声域の移行が成功し、自己認識の声のクオリティが大幅に向上した。 pic.twitter.com/HF3E1lmdXw
この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。