huuchiの音楽論文案内

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変声障害の持続性裏声発声に対する下顎下制法の有効性

 

変声障害の持続性裏声発声に対する下顎下制法の有効性 』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

低下顎位置法によって治療を行なった、持続性裏声発声の変声障害患者20人を分析。19人がセッションを完了した。そのうち17人が低音への声域の移行が成功し、自己認識の声のクオリティが大幅に向上した。


低下顎位置法は舌骨上筋を弛緩させ、喉頭を後方へ押すため、この障害の治療法として使用できる。この方法は元々プロの歌手によって、喉頭をリラックスさせ共鳴腔を拡大するために使われる。


※LMM(low mandible maneuver)をとりあえず低下顎位置法と訳しましたが、正式な訳語は不明です。

※蛇足ですが、mandible=下顎なので、意味の切れ目は「低下・顎・位置法」ではなくて「低・下顎・位置法」です。

 

※low mandible maneuverの訳語について、低下顎位置法は適当ではなく、低下顎法・下顎引き下げ法(下顎下制法)などが相応しいと考えられるため、ここに訂正します。

*論文タイトルの訳も、これに伴い訂正しました。

 


元ツイート:

 

 

この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。