huuchiの音楽論文案内

音楽関連の論文案内ツイートを記事にまとめています。過去ツイも順次追加中。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

歌唱時の高音発声困難:喉頭内視鏡検査および筋電図所見との相関

『歌唱時の高音発声困難:喉頭内視鏡検査および筋電図所見との相関』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 高音発声が困難或いは制限のある歌手10人の発声や喉頭を調査。結果、声帯病変と咽喉頭逆流がこの集団における最も一般的な所見だった。神経やCT筋の問題は全歌手…

ヒトおよび他の5種の哺乳類の声帯で検出されたルブリシン/プロテオグリカン4

『ヒトおよび他の5種の哺乳類の声帯で検出されたルブリシン/プロテオグリカン4』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 声帯表面で潤滑剤として作用し、同細胞外マトリックスと上皮の損傷を防ぎ、同内部摩擦を減らして効率を上げる糖タンパクPRG4は、声帯には存在するが…

成人女性歌手のパーソナリティと日常的な話声の使用及び音声外傷の関係

『成人女性歌手のパーソナリティと日常的な話声の使用及び音声外傷の関係』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 性格特性と声帯結節の関係及び日常的な話声との関係を、結節のある歌手47人/健康な対照群47人で調査。結節歌手は対照群と比べ社会的有能感(支配性や自己主…

Covid-19パンデミックのロックダウン後の自発的声帯ポリープ寛解:声帯負荷は重要か?

『Covid-19パンデミックのロックダウン後の自発的声帯ポリープ寛解:声帯負荷は重要か?』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov ロックダウンで手術が延期となった声帯ポリープ患者5人。ロックダウン解除後の再評価で症状は完全かほぼ完全に寛解。声帯負荷の減少が声帯…

音響分析と音声知覚に対するフェイスマスクの効果:パンデミック周辺プロトコルへの影響

『音響分析と音声知覚に対するフェイスマスクの効果:パンデミック周辺プロトコルへの影響』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov サージカル/N95/布の各マスクが音声に与える影響をノーマスクと比較調査。N95マスク着用では3kHz以上の、サージカルマスクと布マスク着用…

音声外傷の歌手のプロフィール:確率と洞察

『音声外傷の歌手のプロフィール:確率と洞察』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 音声外傷による手術の有無を分ける要因を歌手438人で調査。ボイストレーニングを受けていないプロ歌手は、ボイトレを受けたアマチュア歌手より手術に至る可能性が約8倍高かった。 病…