2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
『総入れ歯装着者の音声の特徴』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 上下の総義歯(総入れ歯)装着者と正常な歯を持つ人の音声を比較調査。義歯装着者は、唇音[b p m]、唇歯音[v f]、歯音、歯歯茎音[d t n z s ds ts l r]、歯茎音、前部硬口蓋音に子音の歪みがあった。 …
『子どもの声道発達と音声の特性変化 』 www.jstage.jst.go.jp “本稿では,子どもの声道発達とそれに伴う音声の音響特性の変化について,これまでの研究で得られている知見を概説する” “子ども,特に乳児の声道は大人の声道を単に線形に縮小したものではなく…
『男性化する薬剤を用いたホルモン療法を受けた4人の女性の話し声と歌声の変化に関する報告』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 男性化作用のある薬剤による治療によって、音声に影響が生じた27〜58歳の女性4人の症例報告。主訴は、声の掠れ,話声位の低下,話声が出に…
『様々な音楽パラメータの歌の歌唱時の脊髄損傷患者の呼吸補助筋のパフォーマンス』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 呼吸補助筋の胸鎖乳突筋と腹直筋に対する、様々なタイプの歌による呼吸筋トレーニング(RMT)の影響を、脊髄損傷患者13人で調査した。 脊髄損傷患者…
『歌唱におけるperiod-doublingの発生:伝統的なサルデーニャのア・テノーレ歌唱におけるバッスのケース』 www.researchgate.net イタリアのサルデーニャのア・テノーレ(テノーレス)の低音の歌唱法について、そのバッス(バスパート)歌手と、バッス発声を…
『ヒト喉頭の仮声帯筋の筋線維の量と空間配置』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 仮声帯筋について、29の喉頭標本を、3つの位置(仮声帯ひだの前部3分の1(L1),中間部(L2),後部3分の1(L3)の3つのレベル)の冠状断で解剖し組織学的分析を行った。 全ての標本の仮声帯…
『高音のクラシック歌唱における音生成の生体力学』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 一部の研究者は、ヒトの高音の発声は、声帯振動によらない空力音だと主張している。この研究ではその「ホイッスルレジスター」の発声について、プロ女性歌手9人で調査した。 ヒト…
『過緊張性発声障害における安静呼吸中の仮声帯機能亢進の定量化』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 仮声帯の曲率を測定し、安静呼吸中の仮声帯の姿勢(形状)が原発性過緊張性発声障害(pMTD)患者を識別できるという仮説を、pMTD患者30人と対照33人で検証した。 喉頭…
『プロの歌手における音声振戦の珍しい病因』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 音声振戦(声の震え)は、様々な病因(パーキンソン病,薬剤,本態性振戦など)を伴う神経疾患である。若いプロの女性歌手が突然音声振戦を発症し、アルバムのレコーディングが困難になった症…