『有名歌手ファリネッリ(1705-1782)の不正咬合の歯科状態と3D再構成』
カストラート歌手ファリネッリの骨格を発掘し調査。思春期前に去勢された影響は、前頭骨内板肥厚症、長い四肢の骨(長身)、骨端線の残存、骨粗鬆症として骨格に現れていた。また、過蓋咬合が示唆された。
ツイート主による補足①
去勢により下顎があまり成長しなかったためにオーバーバイトになった可能性がある。彼が比較的柔らかい食べ物(モルタデッラ、ズッキーニ入りマカロニ、マルメロゼリー、チョコレート)が好物だったり、慢性腹痛を患っていたのも、これに関連(食べ物を噛みにくい)しているかもしれない。
ツイート主による補足②
ちなみに、同じくカストラート歌手のパッキエロッティも骨粗鬆症などを患っており、下顎前突を伴う上顎の発育不全があったようだ。また、頸椎に摩耗が見られたが、これは首筋を伸ばして歌っていたことが原因だと推測されているとか。
元ツイート:
有名歌手ファリネッリ(1705-1782)の不正咬合の歯科状態と3D再構成 https://t.co/Oow80m9QDl
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2021年7月3日
カストラート歌手ファリネッリの骨格を発掘し調査。思春期前に去勢された影響は、前頭骨内板肥厚症、長い四肢の骨(長身)、骨端線の残存、骨粗鬆症として骨格に現れていた。また、過蓋咬合が示唆された。 pic.twitter.com/rrN6t2bDvs
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