huuchiの音楽論文案内

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合唱歌手の呼吸行動と声の質に対する指揮の異なる予備動作の影響

 

『合唱歌手の呼吸行動と声の質に対する指揮の異なる予備動作の影響』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

唱歌手18人の曲の開始前の呼吸への、指揮開始前の予備動作の影響を調査。外方への動作Bは腹式呼吸を、内から上への動作Aは鎖骨呼吸を誘発させた。また、それぞれの声の音色と音量には大きな違いがあった。


外方への予備動作Bは、動作Aと比べてより大きな最大音量を引き出した。

この研究の結果は、指揮者が指揮を始める前の動作のタイプが、歌手の呼吸方法や音色や音量に有意に異なる影響を与えるため、細心の注意を払って選択する必要があることを示している。


参加者:健康かつ経験豊富な聖歌隊の合唱歌手18人(男性9人、女性9人)
様々な実験条件での呼吸行動と発声を評価するために、胸郭上部,胸郭下部,腹部の運動を3Dモーションキャプチャーで測定し、音声サンプルが録音された。


“The breathing technique is a determining factor for the singer's sound quality and consequently crucial for the choral sound.”
呼吸法は、歌手の声の質を決定する要因であり、従って、合唱のサウンドにとって極めて重要である。

 

 

元ツイート:

 

 

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