huuchiの音楽論文案内

音楽関連の論文案内ツイートを記事にまとめています。過去ツイも順次追加中。

様々なタイプの演奏不安の分類

 

『様々なタイプの演奏不安の分類』

ncbi.nlm.nih.gov

 

 

演奏不安(所謂あがり症)のタイプをプロ及びセミプロ音楽家532人で調査。結果、以下の3つのタイプの存在が示唆された。


タイプ1:演奏中の演奏不安が殆ど無く、充分に発達した自己効力感と機能的対処力を持つ音楽家。全体の50%を占める。
タイプ2:かなり強い演奏不安を持って演奏を開始するが、途中でそれを積極的に軽減し、高い自己効力感と機能的対処力を示せる音楽家。全体の27%を占める。
タイプ3:自己効力感と機能的対処力がかなり低く、複数の演奏不安の症状がある状態で演奏を開始し、それが増加していく音楽家。全体の23%を占める。


この結果は、ポジティブなパフォーマンスに対する自己効力感と機能的対処の重要性を示している。


参加者:音楽家532人(プロオーケストラ奏者26%,学生及びセミプロのオーケストラ奏者46%,セミプロ合唱団歌手28%)

 

 

元ツイート:

 

 

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