huuchiの音楽論文案内

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対乳児歌唱は生後1年間、乳児の大人の口への選択的注意を強化する

『対乳児歌唱は生後1年間、乳児の大人の口への選択的注意を強化する』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

対乳児歌唱が歌唱者の口元への乳児の注意(発話及び言語発達に関わる)を高めるかどうかを、定型発達の乳児299人で調査。結果、対乳児発話よりも対乳児歌唱の方が、発声者の口への注意を向けさせた。


遅いテンポ、リズム変動の減少、視聴覚の同期性の増加、ポジティブな感情の増加といった対乳児歌唱の特徴は、乳児の口への注意を高めた。
乳児の口への注意に対する対乳児歌唱の影響は、生後1歳の間の、後半でより顕著だった。


対乳児発話(マザリーズ)は、乳児の注意を口へ向けさせ発話と言語の発達をサポートすることから、対乳児歌唱の場合はどうなのかという観点からこの研究は行われた。


infant-directed song=対乳児歌唱:乳児に向けた特徴的な歌のこと。対乳児発話(マザリーズ)の歌唱版。

 


元ツイート:

 

 

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