頸部痛のある筋緊張性発声障害(MTD)患者178人に対する音声治療(VT)と徒手的理学療法(PT)の単独または組み合わせの有効性を5群(後述)に分け調査。結果、VTの有無に関わらずPTによる改善を全群が示した。
患者は、①患者の意思または状況に基づくVT単独、②VT+PTの並行実施、③PT単独、④医師によるPTオーダー無しのVT単独、⑤VTの後にPT、の5群に分け調査された。
音声治療では言語聴覚士によって、呼吸・発声・共鳴のバランスを取りながら正常な声の強さを生み出し、音声外傷に繋がる発声を最小限に抑えることを目的に、動機づけ面接法、声の衛生管理、横隔膜呼吸法、Lessac-Madsen共鳴強調訓練、SOVTE、喉頭周辺マニピュレーション及びマッサージなどが行われた。
理学療法では音声障害の徒手的治療に関する高度な訓練を受けた理学療法士によって、筋肉と姿勢の不均衡を特定することを目的としたPT評価が実施され、姿勢及び頚椎可動域と全身の筋肉の不均衡に対する徒手的療法、患者への教育などが行われた。
徒手的理学療法は頸部痛を伴うMTD患者に有益である可能性がある。
manual physical therapy=徒手的理学療法
元ツイート:
頸部痛を伴う筋緊張性発声障害に対する理学療法 https://t.co/ZQQ1RIJ4yw
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2024年1月16日
頸部痛のある筋緊張性発声障害(MTD)患者178人に対する音声治療(VT)と徒手的理学療法(PT)の単独または組み合わせの有効性を5群(後述)に分け調査。結果、VTの有無に関わらずPTによる改善を全群が示した。 pic.twitter.com/NBPjTTP64p
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