huuchiの音楽論文案内

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小児発声障害:いつ受診すべきか

 

『小児発声障害:いつ受診すべきか』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

 

音声クリニックを受診した小児患者459人を分析。男児が272人(59.3%),女児が187人(40.7%)だった。初回来院時の平均年齢は8.6歳(2〜18歳)で、男児は女児より幼い年齢で発症する可能性が高かった。


男児は女児よりもCAPE-Vの総合的な重症度,粗糙性,努力性が高かった。pVHIスコアは性別による差は無かった。
283人の患者が評価前に一定期間の症状を自己申告した。評価前の症状の持続期間が長い小児は、CAPE-Vの総合的な重症度のスコアがより高かった。


音声障害が3ヵ月以上続く場合や、症状が重い場合は、小児音声クリニックへの受診を促すことを検討する必要がある。


先行研究では、小児における音声障害の有病率は研究ごとに大きく異なり、3.9%〜23%の範囲である。


Consensus Auditory-Perceptual Evaluation of Voice (CAPE-V)=音声障害に対する聴覚心理的評価:米国音声言語聴覚協会(ASHA)が開発した音声の聴覚心理的評価
Pediatric Voice Handicap Index (pVHI)=小児用音声障害自覚的評価尺度

 


元ツイート:

 

 

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