huuchiの音楽論文案内

音楽関連の論文案内ツイートを記事にまとめています。過去ツイも順次追加中。

男性のパッサッジョ中の声帯振動パターンに対する鼻音の影響

 

『男性のパッサッジョ中の声帯振動パターンに対する鼻音の影響』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

プロの男性クラシック歌手8人の声区遷移を観察。モーダル→SVaP(ミックスボイス)では、歌手5人で鼻音性が増し4人のOQ安定化に関連。鼻音は声区遷移における声帯振動の規則性とOQの安定化に利用できる手段である。


参加者:プロのテナー6人とバリトン2人
①モーダル→ファルセット、②モーダル→SVaPの2種類の声区遷移が調査された。


SVaP=Stage Voice above the Passaggio=ミックスボイス(の一種)
OQ=open quotient=声門開放時間率


SVaP≒voix mixte(ミックスボイス)について>

https://sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0892199710001682

“Marked changes were found when those tenors continued their stage voice above the passaggio region (which was referred as voix mixte) instead of shifting to a naïve falsetto register.(訳:これらのテノールが、ナイーブファルセットレジスタへ移行する替わりに、SVaP(それはミックスボイスと呼ばれている)を継続すると、顕著な変化が見られた。)”

 


元ツイート:

 

 

この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。