『男性のパッサッジョ中の声帯振動パターンに対する鼻音の影響』
プロの男性クラシック歌手8人の声区遷移を観察。モーダル→SVaP(ミックスボイス)では、歌手5人で鼻音性が増し4人のOQ安定化に関連。鼻音は声区遷移における声帯振動の規則性とOQの安定化に利用できる手段である。
参加者:プロのテナー6人とバリトン2人
①モーダル→ファルセット、②モーダル→SVaPの2種類の声区遷移が調査された。
SVaP=Stage Voice above the Passaggio=ミックスボイス(の一種)
OQ=open quotient=声門開放時間率
SVaP≒voix mixte(ミックスボイス)について>
https://sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0892199710001682
“Marked changes were found when those tenors continued their stage voice above the passaggio region (which was referred as voix mixte) instead of shifting to a naïve falsetto register.(訳:これらのテノールが、ナイーブファルセットレジスタへ移行する替わりに、SVaP(それはミックスボイスと呼ばれている)を継続すると、顕著な変化が見られた。)”
元ツイート:
男性のパッサッジョ中の声帯振動パターンに対する鼻音の影響 https://t.co/DJXu3Faym1
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年2月15日
プロの男性クラシック歌手8人の声区遷移を観察。モーダル→SVaP(ミックスボイス)では、歌手5人で鼻音性が増し4人のOQ安定化に関連。鼻音は声区遷移における声帯振動の規則性とOQの安定化に利用できる手段である。 pic.twitter.com/E7RV6p7uvR
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