『ソプラノのビブラートの速さと振幅:1世紀の間の歌唱に関する調査』
1900年〜2010年の間に世界的に活躍したソプラノ歌手75人の、プッチーニ《トスカ》の『Vissi d’arte』の105の録音でビブラートを調査。時を経るごとにビブラートの速さは明らかに減少し、振幅は増加していた。
FIG.6の録音年とビブラートの速さのグラフでは、録音が3つ以上含まれる以下の歌手は、個別の記号で示されている。
マリア・カラス
レナータ・テバルディ
ミレッラ・フレーニ
マグダ・オリヴェロ
モンセラート・カバリェ
ライナ・カバイヴァンスカ
レオンティン・プライス
研究に含まれた録音の数が最も多いのはマリア・カラス(8つ)、続いてレナータ・テバルディ(6つ)。
ビブラートの速さの減少幅:-1.8±0.3Hz/世紀
ビブラートの振幅の増加幅:56.4±0.3セント/世紀
調査期間:1900年〜2010年
調査対象歌手一覧は画像↓参照
vibrato rate=ビブラートの速さ
vibrato extent=ビブラートの振幅(深さ)
元ツイート:
ソプラノのビブラートの速さと振幅:1世紀の間の歌唱に関する調査 https://t.co/6PudFWZlg7
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年4月6日
1900年〜2010年の間に世界的に活躍したソプラノ歌手75人の、プッチーニ《トスカ》の『Vissi d’arte』の105の録音でビブラートを調査。時を経るごとにビブラートの速さは明らかに減少し、振幅は増加していた。 pic.twitter.com/Yd3myX5JqG
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