『古楽とロマン派オペラの歌唱における音響パラメータの評価』
ビブラートとフォルマントに関してオペラと古楽の違いを調査。オペラ歌唱と比べ古楽歌唱ではビブラートの速度が速く,振幅が小さく,ビブラートジッターが高かった。オペラ歌唱は歌唱フォルマントがより顕著だった。
結論として、古楽とオペラの歌唱スタイルははっきりと区別ができた。
参加者:古楽とオペラ(ロマン派オペラ)の両方のレパートリーに精通したプロ歌手10人(男女5人ずつ)
カッチーニの『Amarilli Mia Bella』の冒頭10小節を、古楽とオペラのそれぞれの歌唱スタイルをランダムな順番で、アカペラで録音した。
vibrato rate:ビブラートの速さ
vibrato extent:ビブラートの振幅(深さ)
Vibrato jitter:ビブラートの振動周期の規則性の尺度。パーセントで表わされるこの値が低いほど、振動周期の変動が少なく、安定していることを示す。
元ツイート:
古楽とロマン派オペラの歌唱における音響パラメータの評価 https://t.co/FVpWgep9ez
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年5月17日
ビブラートとフォルマントに関してオペラと古楽の違いを調査。オペラ歌唱と比べ古楽歌唱ではビブラートの速度が速く,振幅が小さく,ビブラートジッターが高かった。オペラ歌唱は歌唱フォルマントがより顕著だった。 pic.twitter.com/CCf501WHut
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