『赤ちゃんの声における吸気発声』
生後10週までの週1回、乳児17人(男児10人,女児7人)の自然な泣き声を録音し、吸気発声の発生を調査。発生頻度は個人差があったが、全ての乳児で吸気発声が観察された。
吸気発声の持続時間とfoは、男女間で有意差はなかった。
吸気発声の発生率は女児が男児を僅かに上回っていた。これは、呼吸器の解剖学と生理学における性差(ステロイドホルモンを含む)に関連していると推測された。
結論として、吸気発声は、健康で正常に発達している乳児の自然な泣き声として定期的に発生すると言える。
尚、吸気発声の音響的/生理学的特性を調べた先行研究によれば、吸気発声は喉頭室の拡張,声帯の四角膜の伸長,声帯接触の緩和,声門気流の増加に関連した、音響的に調和の取れた現象であることが示されている。
ツイート主による補足:
「the quadrangular membrane of the vocal folds」をそのまま声帯の四角膜と訳したのですが、これはおそらく喉頭弾性膜(もしくは弾性円錐)と言いたかったのかなと思います。
元ツイート:
がん患者に対する音楽療法の有効性:システマティックレビューとメタ分析 https://t.co/xOuRCROqzm
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2020年10月21日
音楽療法はがん患者の生活の質を高め、不安、抑うつ、痛みのスコアを減少させるのに有効であった。最適な介入期間は1〜2ヶ月。
この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。