『乳幼児への母親と父親の歌』
親が乳幼児の我が子に対して、①実際に子を目の前にして歌った歌と、②その場面を想定して(シミュレート)歌った歌を、育児や音楽の経験及び文化背景が異なるリスニング評価者に評価させたところ、評価者は①を確実に特定した。
親の歌は、①の方がピッチが高くテンポが遅かった。
歌に関して、歌い手である親の感情的な関与を評価したリスナーは、②よりも①に有意に高い評価をした。
①と②の評価の違いは、2つの識別精度と高い相関があった。
参加者:乳幼児の子のいる母親16人,父親15人、①と②の聞き分けを行った実験1のリスニング評価者170人,歌の感情に関する評価を行った実験2のリスニング評価者100人
実験1のリスニング評価者は、育児経験、音楽的背景、文化的起源が異なる者が集められた(文化的起源:中国、ソマリ(ソマリア)、ポーランド、パンジャビ(インド)、インドネシア、スペイン、日本、ロシア、ドイツ、韓国、イラン、ウクライナ、アメリカ)。
元ツイート:
乳幼児への母親と父親の歌 https://t.co/N5OUHoTEW4
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年8月14日
親が乳幼児の我が子に対して、①実際に子を目の前にして歌った歌と、②その場面を想定して(シミュレート)歌った歌を、育児や音楽の経験及び文化背景が異なるリスニング評価者に評価させたところ、評価者は①を確実に特定した。 pic.twitter.com/sKn5af9zZX
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