huuchiの音楽論文案内

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ポピュラーミュージシャンの平均寿命と死因:ポピュラーミュージシャンのライフスタイルは破滅への道か?

 

『ポピュラーミュージシャンの平均寿命と死因:ポピュラーミュージシャンのライフスタイルは破滅への道か?』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

1950〜2014年に死亡したポピュラーミュージシャン13,195人の死亡率,死因,音楽ジャンル等を調査。全年齢平均で、Pミュージシャンの死亡率は非ミュージシャンの2倍だった。


年齢が一致する非ミュージシャンとの比較によると、Pミュージシャンは暴力的な死(自殺,殺人,車両事故と薬物過剰摂取を含む事故死)と肝疾患による超過死亡が示された。
超過死亡は25歳未満の年齢で最も多く、その後は年代順に減少した。


死亡率への影響は音楽ジャンルにより異なった。
カントリー,メタル,ロックのミュージシャンでは、自殺と肝疾患関連死が多かった。
ヒップホップとラップのミュージシャンでは、他殺が多かった。
カントリー,フォーク,ジャズ,メタル,ポップ,パンク,ロックでは、事故死が多かった。


調査された音楽ジャンル:
ブルース,カントリー,カントリー&ウエスタン,ブギウギ,ホンキートンク,ブルーグラス,ゴスペル,スピリチュアル,クリスチャンロック,エクスペリメンタル,エレクトロニック,テクノ,ディスコ,ファンク,フォーク,バラード,ポルカ,ヒップホップ,ジャズ,ビバップ,ディキシーランド,メタル,ポップ,パンク,ラップ,リズム&ブルース,ドゥーワップ,ソウル,ロック,ロカビリー,ワールドミュージック


“Although the common perception is of a glamorous, free-wheeling lifestyle for this occupational group, the figures tell a very different story.(この職業集団(ポピュラーミュージシャン)は華やかで自由奔放なライフスタイルだというのが一般的な認識だが、数字は全く異なることを物語る。)”

 


元ツイート:

 

 

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