huuchiの音楽論文案内

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本態性音声振戦症の臨床的特徴:34例の研究

 

『本態性音声振戦症の臨床的特徴:34例の研究』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

本態性音声振戦症について患者34人を対象とした記述的臨床コホート研究。患者の93%は女性だった。振戦は60歳代(62.9+/-15.0)に始まるのが典型で、診察時点で平均6.7年の間症状が存在していた。


13人(38.2%)の患者の一親等以内に振戦患者が存在した。
9人(26.5%)がアルコール(飲酒)の有益な効果を報告した。
腕の振戦を認識していたのは11人(32.3%)のみだった。
7人(20.6%)は正しく診断されていたが、16人(47.1%)は未診断で、10人(29.4%)は痙攣性発声障害と誤診されていた。


VTSS(声の振戦をスコアリングするシステム)とVHIは相関していた。
ボツリヌス治療が効果があると感じたのはわずか56%だった。


VTSS=Vocal Tremor Scoring System
VHI=Voice Handicap Index

 


元ツイート:

 

 

この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。