huuchiの音楽論文案内

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10人のソプラノ歌手が歌う,長く持続するクレッシェンドのビブラートパラメーターの測定

 

『10人のソプラノ歌手が歌う,長く持続するクレッシェンドのビブラートパラメーターの測定』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

ソプラノ歌手10人のF5とA5の音のクレッシェンドをしながらのビブラート等を分析。分析にはオペラ『アイーダ』の「O patria mia」の10件の商業録音からそれぞれ2箇所の音が選択された。


殆どの歌手でビブラートの速さは音によって異なり、速さは音の終わりに向かって増加する傾向があった。
また、ビブラートの幅と平均F0が音量に応じて変化することが多かった。
ビブラートの規則性はA5よりもF5の方が大きくなる傾向があった。

 


図7はモンセラート・カバリエのF5とA5の比較

 

録音が研究に用いられた歌手:モンセラート・カバリエマリア・カラス、マリア・カニーリア、ジンカ・ミラノフ、アプリーレ・ミッロ、ビルギット・ニルソン、ローザ・ポンセル、レオンティン・プライス、レナータ・テバルディ、アンナ・トモワ=シントウ

 


元ツイート:

 

 

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