変声前及び変声の程度の浅い少年合唱団の歌手28人の喉頭を調査。声種は全員がソプラノだった。7人(25%)の参加者には声帯病変があった。
参加者が歌唱した4つの周波数のうち、24人(85%)の参加者は1つ以上の周波数で後方の声門間隙があった。2人(7%)の参加者はC3とG3のそれぞれの周波数で声門後部間隙があり、5人(18%)の参加者は2つ、7人(25%)の参加者は3つ、10人(36%)の参加者は4つ全てで声門後部間隙があった。
男性のエリート小児歌手では声帯結節の存在が一般的(25%)であり、音声症状とは相関していなかった。このことは、無症候病変がこれまで考えられていたよりも蔓延している可能性を示唆している。
また、男性のエリート小児歌手において声門後部間隙は一般的であり、正常な声門構成と考えることができる。
参加者:シンシナティ少年合唱団に所属する、Cookseyによる変声段階が変化なし又は中声Iの、8~13歳の男性合唱歌手28人
posterior (glottic) gap:声門後部間隙
元ツイート:
思春期前の男性合唱歌手の内視鏡所見 https://t.co/2YXe6wdsUE
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年12月29日
変声前及び変声の程度の浅い少年合唱団の歌手28人の喉頭を調査。声種は全員がソプラノだった。7人(25%)の参加者には声帯病変があった。 pic.twitter.com/yqMzANh1NW
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