『上気道の解剖学的構造および無呼吸低呼吸指数に対する体重減少の影響.舌脂肪の重要性』
閉塞性睡眠時無呼吸の肥満者67人の上気道の解剖学的構造に対する減量の影響を調査。体重減少は舌脂肪/翼突筋/気道側壁全体の、体積の減少と有意に関連。特に舌脂肪の減少はAHIと強く相関。
AHI=Apnea-Hypopnea Index=無呼吸低呼吸指数。この指数が高いほど、呼吸状態が良くない。
ツイート主による余談:
これはつまり歌唱の面からは、肥満者は非肥満者と比べ声道全体が狭いということが言えます。肺への息の出入りも制限されている状態。痩せると、声道容積が広くなることで声音に影響がありますし、舌が小さくなることで音色の変えやすさや構音にも影響が出ます。
肥満の歌手は痩せるべきだという話ではありませんので念のため。現在の声に満足なのであれば、現在の体重をキープした方が良いかもしれません(肥満による健康への悪影響は別として)。もし現在の声に満足していなくて、痩せて声を変えてみたいと思った人は、減量に取り組んでみたら良いと思います。
元ツイート:
上気道の解剖学的構造および無呼吸低呼吸指数に対する体重減少の影響.舌脂肪の重要性 https://t.co/QBPV0iF37K
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2021年10月7日
閉塞性睡眠時無呼吸の肥満者67人の上気道の解剖学的構造に対する減量の影響を調査。体重減少は舌脂肪/翼突筋/気道側壁全体の、体積の減少と有意に関連。特に舌脂肪の減少はAHIと強く相関。 pic.twitter.com/yLDyjjIrxG
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