『喉頭の仮声帯の筋肉組織』
正常な成人のプラスティネーションされた32の喉頭で前庭襞(仮声帯)の筋肉組織を調査、3つの筋系PLM,ALM,AMMが区別できた。後外側筋系PLMは前庭襞の後部の外側縁にあり、矢状方向に伸び、前庭襞全体を正中線に向かって内転させると推定された。
更にPLMは前部で前外側筋系ALMと弱い前内側筋系AMMの2つに分かれていた。尚、PLMの外側筋線維は、披裂軟骨の外側縁を越えて伸びていることがある。
前外側筋系は仮声帯の前部内で甲状軟骨に付着。前内側筋系と共に前庭襞の組織全体を内側に押す。
前内側筋系は喉頭室と小嚢の、内側および背側の散在性の筋繊維群によって構成され、内転機能に加えて仮声帯に下向きの圧力をかけると推定された(↓図の細かいドット部分)。
後外側筋系 PLM:posterolateral muscular system
前外側筋系 ALM:anterolateral muscular system
前内側筋系 AMM:anteromedial muscular system
ツイート主による補足:
1枚目の画像の日本語は分かりやすいように改変(書き加え)させていただいたものです。各種の矢印は元々の画像。
元ツイート:
喉頭の仮声帯の筋肉組織 https://t.co/Jef14OJdeG
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2021年6月25日
正常な成人のプラスティネーションされた32の喉頭で前庭襞(仮声帯)の筋肉組織を調査、3つの筋系PLM,ALM,AMMが区別できた。後外側筋系PLMは前庭襞の後部の外側縁にあり、矢状方向に伸び、前庭襞全体を正中線に向かって内転させると推定された。 pic.twitter.com/q2atTW9X0d
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