『身体動作の意図的な抑制は,WCPにおいてSPLレンジを減少させることなく全体的なSPLを減少させる可能性がある』
体の動きに制限をかけない/かけた場合の歌声(R&Bまたはゴスペルのスタイル)のSPLとSPLレンジをプロ歌手6人で調査。全歌手で静止時の歌唱のSPLが減少した。
SPL最小値は最大値の減少と同じだけ低下した。この現象はこれまで気づかれていなかったが、それはSPLの幅が保たれることによって全体的なSPL減少が隠されていたためである。この効果は自動的なもので、歌手の意図的なコントロールを超えている可能性がある。
参加者:現代ポピュラー音楽(ジャズ,フォーク,ゴスペル,R&B,アカペラなど)のプロ歌手6人(男性1人、女性5人)
WCP=western contemporary popular=欧米の現代ポピュラー音楽
SPL range=声の大きさ域:最も大きな声と小さな声の差(幅)。音声障害があると声の大きさ域が狭くなる傾向。
※ちなみに、声の高さ域(FO range)は、一般に言うところの声域のことです。
元ツイート:
身体動作の意図的な抑制は,WCPにおいてSPLレンジを減少させることなく全体的なSPLを減少させる可能性がある https://t.co/hWXcf30GFJ
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年7月12日
体の動きに制限をかけない/かけた場合の歌声(R&Bまたはゴスペルのスタイル)のSPLとSPLレンジをプロ歌手6人で調査。全歌手で静止時の歌唱のSPLが減少した。
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