『歌声:ボーカルウォームアップ及びクールダウン後の音響パラメータ』
ウォームアップとクールダウンの歌声への影響を女性歌手32人で調査。クールダウン後にはF0の減少が見られ、これはクールダウンが声の回復を助け、声帯の緊張の軽減にプラスの効果があることを裏付けている。
ウォームアップ後、ジッター,シマーは減少しHNRは増加した。
ウォームアップの内容(Table1):舌トリル4分,唇トリル4分,ハミング2分
クールダウンの内容(Table2):下行音階でグライド(グリッサンド)歌唱5分(首を横に降りながらの歌唱を含む),あくび&ため息発声1分,ヴォーカルフライ発声2分
ウォームアップとクールダウンの間に、研究参加者は20分間の激しい発声活動(コンサートで実際に歌うような歌唱)を行うことを求められ、自身のレパートリーを約5曲を続けて歌った。これはステージ上のパフォーマンスの最小時間は通常約15〜20分であることから設定された。
参加者:喉頭病変の無い健常なポピュラー系の歌唱科の学生歌手の女性32人(ソプラノ14人,メゾソプラノ15人,コントラルト(アルト)3人)
参加者が学んでいる音楽ジャンル:ポップロック,ポップファンキー,ジャズ,ブルース,ボサノバ,スウィング,ソウル,リズム&ブルース,ポップ
HNR=harmonics to noise ratio=H/N比=高調波対雑音比:この値が大きいほど嗄声(声に含まれるノイズ)の度合いが低い
元ツイート:
歌声:ボーカルウォームアップ及びクールダウン後の音響パラメータ https://t.co/ONq7uSYDU5
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年10月4日
ウォームアップとクールダウンの歌声への影響を女性歌手32人で調査。クールダウン後にはF0の減少が見られ、これはクールダウンが声の回復を助け、声帯の緊張の軽減にプラスの効果があることを裏付けている。 pic.twitter.com/2qmAcRmFQ9
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