huuchiの音楽論文案内

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プロの非クラシック歌手における一般的な音声エフェクトと部分的な声門振動

 

『プロの非クラシック歌手における一般的な音声エフェクトと部分的な声門振動』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

健常なプロの男性のポップ/ロック/メタルの歌手5人とミュージカル歌手5人の、非クラシックのボーカルエフェクト(所謂デスボイスを含む)を調査。


観察された典型的な非クラシックボーカルエフェクトは、息漏れ声(breathy voice),きしみ声(creaky voice),ボーカルフライ,グラント(grunting),ディストーション,ラトル,ベルト,トゥワングであり、全てのエフェクトは容易に区別できた。


ある歌手で、高音域でのベルティングにおいて、声門の部分的な振動が初めて確認された。この声質低下への意図しない移行には、肉体的疲労と柔軟性のない呼吸サポートが関連していた。


結論として、非クラシックのボーカルエフェクトの長期的な使用は、訓練された歌手に悪影響を及ぼさなかった。
部分的な声門振動の発生率とその結果については、健康的な発声機能についてさらに明らかにするために、継続的な研究が必要である。


参加者:25歳〜46歳の男性プロ歌手10人(ポップ/ロック/メタル歌手5人、ミュージカル歌手5人)

 


元ツイート:

 

 

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