『喉頭ジストニア,ジストニア振戦,および音声振戦:3つの異なる実体』
喉頭ジストニア(LD)患者50人,ジストニア振戦(DT)患者23人,音声振戦(VT)患者14人の人口統計学的及び臨床的特徴を比較調査。診断時の年齢はLD患者が有意に低く(56.2歳)、DTは67.6歳,VTは70.5歳だった。
VTはLDと比べ、女性の有病率が高かった。
LDは主に内転筋によるもので、外転型LDと診断された患者は2人のみだった。
VTの振戦の方向は50%が水平,50%が混合(水平+垂直)であったのに対し、DTでは65.2%が混合,34.8%が水平だった。
全身性の神経障害に続発することが多いDTまたはVTと比べると、LDは孤立性の喉頭運動障害であることが多かった。
VHI-10,自己申告による音声障害のグレード,MPT,GRBAS-IのS以外は、群間差が無かった。
GRBAS-IのSはVTと比較した場合にLDで有意に高く、DTより有意ではないが高かった。
結論として、LD,DT,VTは、異なる人口統計及び臨床的特徴を持つと考えられる。
参加者:喉頭ジストニア(LD)患者50人,ジストニア振戦(DT)患者23人,音声振戦(VT)患者14人
元ツイート:
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— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2024年4月3日
喉頭ジストニア(LD)患者50人,ジストニア振戦(DT)患者23人,音声振戦(VT)患者14人の人口統計学的及び臨床的特徴を比較調査。診断時の年齢はLD患者が有意に低く(56.2歳)、DTは67.6歳,VTは70.5歳だった。
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