huuchiの音楽論文案内

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音楽家の顎関節症,首と肩の痛み,頭痛

『音楽家顎関節症,首と肩の痛み,頭痛』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

顎関節症,首と肩の痛み,頭痛について音楽家1,470人にアンケート調査。全音楽家の18.3%が顎関節痛、52.5%が首肩の痛み、42.5%が頭痛をそれぞれ持っていた。


顎関節の痛みは木管楽器演奏に関連していたが、首と肩の痛みはアッパーストリングス(ヴァイオリン及びヴィオラ)の演奏と関連していた。


痛みに関連した症状が、楽器の種類によって大きく異なるというこの知見は、異なる楽器演奏技術の影響を反映していると考えられる。
楽器演奏は、顎関節の機能的な問題を引き起こす主な病因ではないようである。


参加者:オランダの50の音楽アンサンブルに属する音楽家1,470人(木管楽器奏者371人、金管楽器奏者300人、高音域の弦楽器(ヴァイオリン及びヴィオラ)奏者276人、歌手306人)、その他対照群208人)。尚、9人は調査の回答にメインの楽器を記載していなかった。

 


元ツイート:

 

 

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