huuchiの音楽論文案内

音楽関連の論文案内ツイートを記事にまとめています。過去ツイも順次追加中。

歌唱における鼻咽腔開存のスペクトル効果

 

『歌唱における鼻咽腔開存のスペクトル効果』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

鼻咽腔開存のサイズが①大きい場合②小さい場合③閉鎖している場合の音響的影響を、クラシックの訓練を受けた歌手(男女各4人)で分析。結果、②の狭い開放スペースの場合に、2-4kHz領域のピークレベルの増加が観察された。


この領域のピークはクラシック歌唱の伝統において重要な声の要素であるため、クラシックの歌唱タイプにおいては、狭い鼻咽腔開存スペースは有益であると考えられる。


研究参加者:クラシックの歌唱訓練を受けた大学院生歌手(テノール2人、バリトン2人、ソプラノ4人)


*3kHz周辺の周波数が強調された歌声は、歌唱フォルマントとして知られています。

 

元ツイート:

 

 

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