
『ホールで響く音の源泉——楽器と歌唱の放射特性を通して音の広がりを見つめ直す—— 』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasj/82/4/82_215/_pdf/-char/ja
“本稿では,まず楽器や歌唱の空間放射特性について,直感的に理解しやすい図を交えて紹介する。次に,こうした放射特性が実際の聴感にどのような影響を与えるのかを調べた研究を紹介する”
“ワイヤフレームで構成された80面体の頂点42か所に小型マイクロホンを取り付け,楽器を取り囲むように設置”“演奏音や歌唱音を,すべてのマイクロホンを用いて同時に録音することで,前後・左右・上下といった様々な方向から届く音を3次元的に捉えることができる”
“3.3 オペラ歌唱の放射”
“オペラ歌手(ソプラノ)が高音域で母音「あ」を持続歌唱した際の空間放射特性を図–4に示す”
“歌声の基本周波数に近い低周波数帯(~1kHz)では,前方に放射されているものの,正面方向への指向性は高くない。一方,中高周波数帯では,正面方向への指向性がより強く表れている(特に,1,500Hz,2,000Hz,4,000Hz)”
“3,000Hz前後の周波数帯域は,男性歌手におけるシンガーズ・フォルマントに相当する役割を担う周波数領域”“オペラ歌唱において声が客席後方まで通るために重要”“前方斜め下方向に放射された音はまず床面で反射されるため,床の存在も空間的広がりを持つ音場の形成に重要な役割を果たすと考えられる”
“バイオリンやギター,歌唱では,周波数帯ごとに空間放射パターンが異なっている”“反射音の影響を受けるホール空間においては,こうした放射特性が楽器や歌唱らしさを形成する一要因となり,最終的な音色や聴覚印象に影響を与えることが示唆される”
元ツイート:
ホールで響く音の源泉——楽器と歌唱の放射特性を通して音の広がりを見つめ直す—— https://t.co/ytdb49EtN6
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2026年10月5日
“本稿では,まず楽器や歌唱の空間放射特性について,直感的に理解しやすい図を交えて紹介する。次に,こうした放射特性が実際の聴感にどのような影響を与えるのかを調べた研究を紹介する”
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