ヒトの軟口蓋の外科解剖学 - huuchiの音楽論文案内

『ヒトの軟口蓋の外科解剖学』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

男性13人/女性7人の死体の軟口蓋の構造を調査。口蓋帆挙筋は軟口蓋の鼻側に分布。口蓋咽頭弓の頂点から口蓋帆挙筋までの平均垂直距離は12.3±5.2mm。硬口蓋の骨膜は軟口蓋の筋膜になり、正中線で口蓋帆張筋の腱膜と融合。

パッサーバン隆起は口蓋帆挙筋と口蓋咽頭筋の間に位置し、腱膜に挿入されていた。口蓋舌筋は非常に薄く、口蓋舌弓に埋め込まれていた。
結論として、軟口蓋の筋肉は、繊維脂肪層で混ざり合っていると言えた。

ETC = Eustachian tube cartilage = 耳管軟骨
HP = hard palate = 硬口蓋
LVP = levator veli palatini = 口蓋帆挙筋
PP = palatopharyngeus = 口蓋咽頭筋
PR = Passavant’s ridge = パッサーバン隆起
TVP(A) = tensor veli palatini (aponeurosis) = 口蓋帆張筋の腱膜
periosteum = 骨膜
fascia = 筋膜
Fibro-fatty layer = 繊維脂肪層
hamulus = 翼突鈎

元ツイート：

ヒトの軟口蓋の外科解剖学 https://t.co/G0es4rbWjy
男性13人/女性7人の死体の軟口蓋の構造を調査。口蓋帆挙筋は軟口蓋の鼻側に分布。口蓋咽頭弓の頂点から口蓋帆挙筋までの平均垂直距離は12.3±5.2mm。硬口蓋の骨膜は軟口蓋の筋膜になり、正中線で口蓋帆張筋の腱膜と融合。 pic.twitter.com/pfOf6MdqEx
— 風地＠毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2022年5月20日

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