huuchiの音楽論文案内

音楽関連の論文案内ツイートを記事にまとめています。過去ツイも順次追加中。

歌声に対する喉頭蓋谷の動的作用-3Dプリント声道を使った探索的研究

 

『歌声に対する喉頭蓋谷の動的作用-3Dプリント声道を使った探索的研究』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

テナーのオペラ歌手からMRIで収集された声道データで、複数の母音の歌声の喉頭蓋谷の音響的影響を調査。喉頭蓋谷の容積が大な場合は歌唱フォルマントを阻害し、容積が小の場合は促進する可能性が示された。


喉頭蓋谷の容積は舌の動きと母音の種類に大きく依存し、梨状陥凹と同様の音響特性を持っているが、より変動が大きい。


ツイート主による補足:喉頭蓋谷(こうとうがいこく)=valleculae, vallecula epiglottica, epiglottic vallecula, vallecula of epiglottis:喉頭蓋と舌根の間の陥凹。喉頭蓋と舌根と正中舌喉頭蓋ヒダと外側舌喉頭蓋ヒダに囲まれている。
画像出典:

https://funatoya.com/funatoka/anatomy/spalteholz/J659.html

(画像の14番が左喉頭蓋谷)

 


元ツイート:

 

 

この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。