『異なる歯骨格パターンにおける舌の体積の3次元評価-コーンビームCT研究』
顎顔面パターン(FMAに基づく3群:①平均成長群②垂直成長群③水平成長群)と舌の体積の相関を60人のCBCTデータで調査したところ、顎顔面パターンによる舌の体積の違いはなかった。
垂直成長群と水平成長群では、上顎の長さと口蓋の幅は舌の体積と有意な相関関係があった。
下顎の左右の小臼歯及び大臼歯の間の距離は、平均成長群では舌の体積と有意な相関があり、垂直成長群と水平成長群では非常に有意な相関があった。
異なる顎顔面パターンに繋がる骨格の違いは、下顎の形態に関連していることが分かった。
この結果は、不正咬合に対する舌の関節的な役割を示している。
CBCT=Cone Beam Computed Tomography=コーンビームCT
FMA=Frankfort Mandibular Angle:フランクフルト平面と下顎下縁平面の角度であり、上顎顔面に対する下顎下縁の傾斜度を表す
*元論文の中で、おそらく正しくはwidthであるところをdepthと書かれていると思われる部分が2箇所あり、widthで訳しました。
元ツイート:
異なる歯骨格パターンにおける舌の体積の3次元評価-コーンビームCT研究 https://t.co/5JA8EirFRL
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2024年2月13日
顎顔面パターン(FMAに基づく3群:①平均成長群②垂直成長群③水平成長群)と舌の体積の相関を60人のCBCTデータで調査したところ、顎顔面パターンによる舌の体積の違いはなかった。 pic.twitter.com/WzfbAtKJRl
この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。