huuchiの音楽論文案内

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異なる歯骨格パターンにおける舌の体積の3次元評価-コーンビームCT研究

 

『異なる歯骨格パターンにおける舌の体積の3次元評価-コーンビームCT研究』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

顎顔面パターン(FMAに基づく3群:①平均成長群②垂直成長群③水平成長群)と舌の体積の相関を60人のCBCTデータで調査したところ、顎顔面パターンによる舌の体積の違いはなかった。


垂直成長群と水平成長群では、上顎の長さと口蓋の幅は舌の体積と有意な相関関係があった。
下顎の左右の小臼歯及び大臼歯の間の距離は、平均成長群では舌の体積と有意な相関があり、垂直成長群と水平成長群では非常に有意な相関があった。


異なる顎顔面パターンに繋がる骨格の違いは、下顎の形態に関連していることが分かった。
この結果は、不正咬合に対する舌の関節的な役割を示している。


CBCT=Cone Beam Computed Tomography=コーンビームCT
FMA=Frankfort Mandibular Angle:フランクフルト平面と下顎下縁平面の角度であり、上顎顔面に対する下顎下縁の傾斜度を表す

 

*元論文の中で、おそらく正しくはwidthであるところをdepthと書かれていると思われる部分が2箇所あり、widthで訳しました。

 


元ツイート:

 

 

この記事及び元ツイートは論文(の存在)を紹介するだけの簡単なものですので、詳しい内容についてはリンクから元の論文を参照してください。