
『喉頭微細手術時に測定した成人声帯長, 声帯膜様部長の解析』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkotokeibu/125/6/125_993/_article/-char/ja/
“日本人における声帯長と声帯膜様部長について計測した”
“声帯長を測定できたのは,17~94歳の男性36名,女性28名,計64名”“膜様部長を測定できたのは,17~94歳の男性41名,女性32名,計73名”
“声帯長において男性平均は14.8±3.0mm,女性平均は12.7±2.3mm,声帯膜様部長においては,男性平均は11.8±2.2mm,女性平均は10.0±2.1mmであった”
“声帯長を測定できた64例と,膜様部長を測定できた73例の左右について検討したところ,声帯長,膜様部長とも左右で有意差を認めなかった”
“ホルマリン固定では軟部組織が収縮するために 6) 7) ,生体における声帯長,膜様部長をできるだけ正確に測定評価することは難しいが,臨床上は重要である”
“本邦においては,1944年に藤田が19~75歳の147名(男性61名,女性86名)を対象として間接喉頭鏡を用いて声帯長を測定し報告”“1983年に澤島らは,成人32名(男性14名,女性18名)に対し双眼側視鏡を用いて声帯長を測定”
“両者とも声帯長と記載しているが,藤田は「安静呼吸時の前連合から声帯突起までの長さ」1)とあり,澤島らは「前連合から声帯突起先端までの距離」2)と,われわれの検討における膜様部長に相当するため,以後膜様部長として表記する”
“膜様部長において,藤田は男性12.6±0.2mm(8.5~16.0mm),女性9.5±0.1mm(7.0~14.0mm)1),澤島らは男性10.8~19.0mm,女性8.2~13.2mmと報告”
“藤田,澤島らの報告と約40年間隔空いており,さらに測定方法が異なっているにもかかわらず,男女それぞれの膜様部長には大きな違いは認めなかった”
“藤田の報告した時代とは澤島らやわれわれの報告した時代を比べると,身長は男性で約10cm,女性で約5cm 伸長しており,時代とともに日本人の身長は大きくなっている.しかし膜様部長に関しては大きな変化は生じていない”
“膜様部長の男女比較では,藤田は男女比4:3 1),澤島らは全体として男性は女性より長かった 2) ,と報告”“われわれの検討では,膜様部長は男性の方が女性より有意に長い結果”“性別が声帯長,膜様部長に大きく影響していることを示している”
“膜様部長と身体部分との相関では,藤田は膜様部長と,身長,体重,座高,胸囲,肺活量,男性の頸位と甲環間距離(※)との間に正の相関を認めたと報告”“澤島らは身長との相関はなかったと報告”“われわれの検討では,年齢,身長,体重との相関は認めなかった”
※おそらく甲状頤間距離のことを指していると思われますが(中国語ではこの表記の可能性)、引用元文献を読むことができないため未確認です。
“cadaver(※)を用いた検討では,平本は男性の膜様部長…は15.1±2.22mm(12.5~17.5mm),女性11.3±1.67mm(9.0~14.0mm)12),平野ら 3)は,男性の膜様部長は14.5~18.0mm,女性8.5~12.0mm,栗田 4)は,男性の膜様部長は12.0~18.0mm,女性8.0~12.0mmと報告”
※死体
“Jotzら 13)は男性の膜様部長14.97±2.01mm,女性11.1±1.0mm,Mobashirら 14)は男性の膜様部長15.1±2.3mm,女性10.4±1.9mm,Enverら 15)は男性の膜様部長13.75±3.0mm,女性10.71±0.49mmと報告”
“Huらは 16),頸部エコーで声帯長(前交連から披裂軟骨)を測定し,18~39歳の男性は19.93±1.33mm,女性は15.28±0.56mm,40~59歳の男性は20.04±1.78mm,女性は14.89±0.66mm,60歳以上の男性は19.70±2.07mm,女性は14.64±1.03mmと報告”
“ClarósらのCT 17)を用いて声帯長(前交連から声帯の一番の後方)を測定し,男性は22.28±1.85mm,女性は18.13±1.67mmと報告”
元ツイート:
喉頭微細手術時に測定した成人声帯長, 声帯膜様部長の解析 https://t.co/FdhJvfdI1x
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2025年9月16日
“日本人における声帯長と声帯膜様部長について計測した” pic.twitter.com/PfD4ji4jos
この記事及び元ツイートは元文献(の存在)を紹介するだけのものですので、詳しい内容についてはリンクから参照してください。