huuchiの音楽論文案内

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楽器を用いた場合と用いない場合のプロ歌手の音声パラメータの変化:体の姿勢の影響

 

『楽器を用いた場合と用いない場合のプロ歌手の音声パラメータの変化:体の姿勢の影響』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

プロ歌手17人のピアノ/ギターの演奏姿勢の声への影響を調査。弾き語り時には、特にギターで顕著に歌唱フォルマントが減少/ノイズが増加し、典型的な「しゃがれたロックボイス」が発生した。


弾き語り時には他に、ジッター/sF0/シマー/SPI/MPTの減少が見られた。但し、歌唱のみと弾き語りでMDVPに有意な変化はなかった。肩と背中の位置は音声に影響を与えたが、頭と首の位置は影響しなかった。尚、姿勢はイタリア聴覚音声医学会の推奨に従って視覚的に評価された。


sF0=fundamental voice frequency
SPI=Soft Phonation Index
MPT=maximum phonation time
MDVP=Multi-Dimensional Voice Program

 


元ツイート:

 

 

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