『ヒト横隔膜の筋線維構成について』
“横隔膜筋層の厚さは各部の平均2.1~2.5mmで,腰椎部が最も厚く,以下肋骨部,胸骨部の順であったが,その差は僅か”
“他筋と比べて,棘腕筋よりも薄く,側腹筋や下咽頭収縮筋と大よそ等しかったが,内腹斜筋よりもやや劣っていた”
“筋線維型の比率は各部とも大よそ白筋線維2/3,中間筋線維1/3,赤筋線維1/30で性差を認め難く,他筋に比べて赤筋線維が著しく少なかった”
“ヒト横隔膜筋層の厚さ,面積,長さ等について個体差が検討され,体重との間に高い相関関係があり,座業者と筋肉労働者では後者の方が著しく発達しているという報告…これは,横隔膜の厚さが体の大きさや,個体の筋肉運動状態によって変ることを示すもの”
“横隔膜各部の厚さは…前鋸筋の頭側部(7.4),中側部(4.8),尾側部(5.6),僧帽筋の頭側部(3.3),中間部(7.1),尾側部(4.3),菱形筋の頭側部(7.7),尾側部(5.0)より薄く,側腹筋の外側斜筋(3.0),腹横筋(2.2)とは等しく,内腹斜筋(4.2)よりも薄く,下咽頭収縮筋の甲状部(1.9),輪状部(1.7)とはほぼ等しかった”
*単位は「mm」
“研究対象は46~86歳の病理解剖屍8例(男性3,女性5)から得られた横隔膜”
元ツイート:
ヒト横隔膜の筋線維構成について https://t.co/KWwhbOgwAI
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2023年2月3日
“横隔膜筋層の厚さは各部の平均2.1~2.5mmで,腰椎部が最も厚く,以下肋骨部,胸骨部の順であったが,その差は僅か”
“他筋と比べて,棘腕筋よりも薄く,側腹筋や下咽頭収縮筋と大よそ等しかったが,内腹斜筋よりもやや劣っていた” pic.twitter.com/JvGxMbmgif
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