huuchiの音楽論文案内

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グロッタルフライ及びあくびーため息法という2つの個別の発声促進技術が女性言語療法学生の発声に及ぼす影響:パイロット研究

 

『グロッタルフライ及びあくびーため息法という2つの個別の発声促進技術が女性言語療法学生の発声に及ぼす影響:パイロット研究』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

GF又はあくびーため息法(YS)の発声への影響を、女性ST学生36人を①GF群②YS群③対照群の3群に分け調査。
*グロッタルフライ(GF)=ボーカルフライ


結果、GF群では声の強さの最大値の減少(-3.9dB),最小値の減少(-5.8dB)が示された。
YS群ではfo増加(+17.5Hz),シマー減少(-1.098%),NHR減少(-0.029),声の強さの最大値の増加(+5.4dB)が見られた。


結論として、あくびーため息法は発声にプラスの影響を与える可能性がある。


glottal fry=vocal fly
yawn-sigh (approach):あくびーため息法
speech-language pathologist:言語療法士。日本でいうところの言語聴覚士のこと。
I-high=highest intensity
I-low=lowest intensity
NHR=noise harmonic ratio

 


元ツイート:

 

 

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