huuchiの音楽論文案内

音楽関連の論文案内ツイートを記事にまとめています。一部、論文化されていない研究の紹介も含みます。

有声うがいが外喉頭筋の電気活動と音声自己評価に及ぼす影響

『有声うがいが外喉頭筋の電気活動と音声自己評価に及ぼす影響』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

有声うがい運動による影響を成人20人(声に不調のある者が半数)で調査。結果、声の不調の有無によらず、1分間の有声うがいは外喉頭筋の活動に影響し、殆どの参加者が音声の改善と発声時の快適性の向上を報告した。


有声または無声のうがいはSOVTEのバリエーションの一つである。水が気流の障壁となることで、声帯粘膜,軟口蓋,舌根が動き、声道の拡張と口蓋舌弓および口蓋咽頭弓へのマッサージのような効果が齎され、音源とフィルター間の相互作用が改善される。


研究参加者は、舌骨上筋および舌骨下筋の表面筋電図を、安静時,持続母音[Ɛ]の発声(音声強度:通常または強)時、上昇および下降グリッサンド発声時、1~10までのカウント発声時に測定され、1分間の有声うがい運動の前後で評価された。


また、有声うがい運動後に、研究参加者は自身の声と発声の快適さを自己評価した。
研究参加者の殆どは、声の改善(70%)と発声の快適さの改善(65%)を実感した。


声の不調のある群では、グリッサンドとカウントの課題において、舌骨上筋の電気活動率が低下した。不調のない群では、強強度での持続母音発声で舌骨上筋の電気活動率が低下した。
右舌骨上筋は、安静時と通常及び強強度の持続母音発声時に電気活動率が低下した。


声の不調のある群では、以下の状況で筋の電気活動率が低かった:
有声うがい運動前後における、安静時,通常の持続母音発声時,グリッサンド発声時の両側舌骨下筋
同運動前後における、カウント発声時,強強度での持続母音発声時の右舌骨下筋
同運動後のカウント発声時の左舌骨下筋


研究参加者:20〜56歳の男性9人,女性11人(うち11人は職業的ボイスユーザー)。10人は声に関する症状が少なくとも一つあった(嗄声(5人),痰(3人),音声疲労(3人),喉の渇き(1人),咳(1人))。


元ツイート:

 

 

この記事及び元ツイートは元文献(の存在)を紹介するだけのものですので、詳しい内容についてはリンクから参照してください。