『麻痺のない鎮静状態の小児における喉頭寸法の発達的変化』
鎮静下の乳児と小児99人の喉頭の、最も頭側のレベル(声帯)と最も尾側のレベル(輪状軟骨)とその間の声門下レベルの、横方向及び前後方向の寸法をMRIを使用して測定した。
尚、初期の死体研究では、小児の喉頭内部の気道は円錐形で、最も細い場所は輪状軟骨の尾側であることが記録されており、この寸法は、喉頭内部が円筒形になるに連れて変化するとされている。
結果、喉頭の全てのレベルで、横方向及び前後方向の寸法は、年齢と共に直線的に増加した。それぞれの寸法の関係性(比率)は、年齢に伴う変化は無かった。
全ての研究参加者において、喉頭のもっと狭い部分は、声帯レベルの横方向の寸法だった。
横方向の寸法は頭側から尾側に向かって直線的に増加したが、縦方向の寸法はレベルによる変化は無かった。
結論として、鎮静状態で麻痺のない小児では、喉頭内の最も狭い部分は声門開口部(声帯レベル)と声帯直下レベルであり、輪状軟骨の寸法に対するこれらの寸法の関係は、小児期を通じて変化していなかった。
研究参加者:生後2ヶ月〜13歳の99人
元ツイート:
麻痺のない鎮静状態の小児における喉頭寸法の発達的変化 https://t.co/p414ApP1iv
— 風地@毎日音楽の話を(も)しています (@huuchi) 2024年11月21日
鎮静下の乳児と小児99人の喉頭の、最も頭側のレベル(声帯)と最も尾側のレベル(輪状軟骨)とその間の声門下レベルの、横方向及び前後方向の寸法をMRIを使用して測定した。 pic.twitter.com/neQo5er8Hr
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